初対面の人と会ったり、試験や面接の時や、大事なプレゼンテーションの時などに、手や足、額などに大量に噴き出る汗。

気にしないと思えば思うほど、ますますひどくなってしまう。そういった発汗を精神性発汗と言います。

 

 

原因として考えられるのは「自律神経の乱れ」です。

 

緊張時や活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」の２つの自律神経が互いにバランスを取り合っているのですが、発汗に関わるのは交感神経です。これが活発になりすぎると、本来なら必要のない時にまで多量に汗をかいてしまいます。

精神的な緊張感やストレスが原因で、『汗をかいてしまうかも』という不安を感じ、それにより発汗が起こって不安が増し、更にたくさんの汗をかく・・・という悪循環に。

 

 

鍼灸は、自律神経の調整を得意とする治療法です。

多汗症は交感神経の過活動が大きな原因ですので、鍼灸で副交感神経を優位にしてあげるこで症状が緩和され治っていきます。

 

汗はいつどこにいても出てくるものですから、止めたいと思った時にご自身でツボを刺激してみてください。ただし強い痛みを我慢して押すことはかえって逆効果です。気持ちの良い程度の力で押しもみしてください。

 

①屋翳（おくえい）

胸にあるツボです。両乳首の３～５センチ上に位置します。多汗症のほか、胸痛や頻脈、ぜんそく、息切れなどにも有効とされるツボです。

 

②大包（だいほう）

ワキの真ん中から少し下に行ったところにあるツボです。押すと軽い痛みを感じる人も多いと思います。

 

③心包区（しんぽうく）

手掌のほぼ中央で、中指と人差し指のまたの間から約2㎝下がったあたりから始まる部分です。押して痛みを感じるところです。

これらのツボを押すことで気持ちが落ち着き、あれ程出ていた汗が少なくなっていくことに気付くはずです！

 

 

 

瀬戸市の鍼灸院　『鍼灸ヘルスケア　プラステン治療院』では精神性発汗の根本的な鍼灸治療を行っています。緊張による発汗でお悩みの方は、一度プラステン治療院にご相談ください。

 

 

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